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1月の自分のお稽古 2

ヨルダンの土器

その土器は 独特のオレンジ色。
はなやかな印象の土。
形もモダンだと思った。
日本の土器とは ずいぶん違う・・。

梅と蕗の薹(ふきのとう)のあと 

次は 松をやってみなさいと言われて・・少したじろいだ。
姿のよい大きな松・・それで ヨルダンの土器を選んだ。
松になにをあわせよう・・・
1月だから・・梅かな・・・と合わせてみるけど
ピンとこない・・。
ハッとしたのが 菜の花だった。
(頭の中では 思いつかない組み合わせ)
 
この季節の 松の葉の先は緑が明るい。
根元の濃い緑から先にいくにつれて黄緑に。
その色が菜の花の葉につながった。
そして黄色の花へと・・視線が流れる。
赤茶に色がかわった寒菊の末枯れた小さな葉を入れると
ヨルダンの器に色がつながった。
きれいだなーと思って手をとめた。

花を入れていくと・・ 主役が変わっていく。
さっきまで主役だった存在が脇役にまわったり また主役にもどったり。

出会いによってかわる存在感。
自然の姿はいろんなことを教えてくれる。

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今年に入ってよくひらいて眺めたり読んだりする本。


最初のページに 根つきのすみれのイラスト。
目次のページに 草とは・・
好きな一冊。
by chouukyo | 2009-02-08 22:51